2007年04月03日

タイヤの構造

タイヤには、大きく分けて2種類の構造を持ったタイヤがある。タイヤ内部のカーカス(後述)がタイヤの回転方向に対して垂直になっている「ラジアルタイヤ(以下ラジアル)」と、斜め方向になっている「バイアスタイヤ(以下バイアス)」である。

一般的にいって、ラジアルは操縦性・安定性が優れており、トレッド変形が少ないため、耐摩耗性に優れ、タイヤ自体の発熱も少ないなどの利点があるが、バイアスタイヤと比べ、高価となる。 またかつてはタイヤの内部に空気を閉じ込めるチューブを入れることを前提としたチューブタイヤが主流であったが、現在はホイールとタイヤのみで空気を保持するチューブレスタイヤが主流となっている。

リム組みされた一般的なチューブレスラジアルは、以下のような部位と構造を持っている。

1 - ブレーカーコード
接地面の強度を増し、異物の貫通を防止する。スチールワイヤーを編んでベルト状に構成されている。

2 - カーカスコード
タイヤ構造を保持し、タイヤの骨格の役割を持つ。

3 - ビード部
タイヤ内周のホイールリム4に接する部分。タイヤをホイールに固定し駆動力を伝えるとともに、空気が漏れないようにシールする。また内部にはビードワイヤーと呼ばれるスチール製のワイヤーを内包している。

4 - ホイールリム
タイヤとホイールの端部であるホイールリム4との間に空気を保持する。当然であるが、タイヤは適正量の空気が入っていなければ役割を果たさない。タイヤに空気が入って、車軸を支える事が可能になる。ある意味、空気はタイヤにとって最重要の部品とも言える。

5 - トレッド部
主に路面に接する部分。表面にはトレッドパターンと呼ばれる溝が彫られている。この溝は、トレッドと路面の間に入った水の排水や、スリップの防止などの為に彫られている。オートバイタイヤのトレッド面は丸く、車体を傾けると旋回する方向への内側と外側で接地面の直径が変わり車体を旋回させようとする力が生じる。

また、トレッド部の両端部(タイヤの肩の部分)をショルダー部と呼ぶ。舗装路上での激しい旋回運動などの際には最も酷使される部分で、トレッド部の中央部分に十分な溝が残っていてもショルダー部に溝がなくなると操舵性能が著しく低下する。

6 - サイドウォール部
タイヤの側面。路面には接地しないが、走行中は路面の凸凹に対応する為に、激しく屈伸している。メーカー名やサイズなどが表示されて(刻まれて)いる。最も薄い部分であり、ここを傷付けると修理が効かず交換が必要となる。


References from Wikipedia


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